mont’s diary

非定期更新

種子島の話

このあいだの学科の研修旅行で種子島に行ってきました。色々と調べて行ったので、その情報を忘れないうちに残そうと思います。

 

1. 種子島の観光ポイント

1.1 観光スポット

ぶっちゃけJAXA種子島宇宙センターくらいしかないです。

www.jaxa.jp

今回は学科の研修旅行だったので射場見学など一般参加では入れない場所も見学できました。ですが他にも、簡単な博物館やロケットの模型などもあり、何より綺麗な景色も観れるので、一般の方でも十分観光できる場所だとは思います。

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他には、一応種子島鉄砲館があったり、マリンスポーツとかで観光客とかを集めているとかいう話もあったりするそうです。しかし、JAXAの職員の方からは、「何もすることがないから最近amazonでポチるのにハマってる」とか「暇だからちょくちょく本土に上陸してます」とかいう声を聞きました。西之表港のある北部はともかく、南部(南種子町)の方は何もないですね。ちなみに観光スポットかはわかりませんが秒速の聖地でもあります。

写真からも分かる通り、さすが沖縄にも近い島だけあって、海は本当に綺麗です。マジで。

 

 

2. 種子島内での交通

2.1 レンタカー

種子島には鉄道がないので、必然的に車での移動となります。西之表港種子島空港共に周辺にはレンタカー屋がそこそこ豊富にあるので、借りる分には困らないと思います。

ちなみに種子島は、西之表港が北端にあるのに対して、JAXA種子島宇宙センターは南端にあります。レンタカーを借りれば南北縦断するのに2時間かかるかかからないくらいです。そこそこデカイですね。

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海岸線沿いを通る国道はやっぱり良い景色だそうです。今回は諸事情で車を借りることはできなかったのですが、今度行ったら是非やってみたい。

2.2 公共バス

西之表港種子島空港どちらも公共バスは当然通っています。流石に。時間的にはあまり効率が良いとは言えませんし、本数も少ないので行動の自由が利きません。免許があればレンタカーが良いと思います。

2.3 タクシー

はやい。たかい。

 

 

3. 種子島への行き方

基本的に鹿児島を経由して行く手段しかないです。手段は3つ

3.1 飛行機

JACというところが運営している航空会社の飛行機が、鹿児島空港種子島空港を30分程度で結んでいます。

JAC 日本エアコミューター

少々値は張ります(片道¥10,000弱の時もあれば、¥15,000近くする時もあるっぽいです)が、JAXAに行くのが目的なら、西之表港よりも種子島空港の方が近いのでその点もアドです。東京→鹿児島のフライトとの乗り継ぎも楽ですしね。

個人的にはメリットが多い手段だと思います。ただ、種子島空港は島中腹に位置し、周囲にはレンタカー屋以外何もないのでその点は微妙ですね。

ちなみに飛行機はATR42という、仏伊が開発した高翼/T字尾翼/プロペラ機な機体でした(他にもあるらしいですが)。翼近くの窓側席を取れば真横にエンジンが見えるので、見てみたい方は是非。30分という短いフライトですが、機内では10分弱だけシートベルトのサインが消えて、その間に飴ちゃんが配られます。

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3.2 高速船

高速船トッピーというのが鹿児島本港⇄西之表港を結んでいます。片道¥7,200、学割可。3時間くらいで着きます。

www.tykousoku.jp

アレですがデメリットから書きます。飛行機ほどではないですが、やはり値段はそこそこします。また、鹿児島本港は鹿児島空港からそこそこ離れた地点に位置していて、そこまで移動するのに時間と金が飛びます(バスで2時間弱、片道¥1,250)。また、種子島で降ろされる西之表は先述の通り北部なので、JAXAに行こうと思った場合、空港よりも遠いという点でも、飛行機に軍配が上がります。

一方メリットとして、学割や団体割などを駆使すれば結構安くなります。それと、定員が多い(確か200人程度)ので、直前の予約や当日購入でもなんとかなる可能性は高いと思います。また本数も1日7本程度と比較的多いです。

ちなみにこのトッピーは「水中翼船」という船で、なんと水の中に飛行機の翼に相当するものが生えています。巡航時は、この翼による揚力で船底が海面から浮き上がり、抵抗を減らすことで高速巡航を実現しています。また、波の影響をあまり受けないので、揺れません。船酔いもしませんでした。ちなみにちゃんとフラップとかもついていて、結構がっつり旋回することもできます。

ジェットフォイルは、なぜ、“海を飛ぶ”のか? | 知る・学ぶ | 川崎重工 船舶海洋カンパニー

3.3 フェリー

1日1本のフェリーです。谷山港⇄西之表港を3時間40分程度で結んでいます。お値段¥3,200 。学生ならなんと¥2,560。

フェリーはいびすかす | 種子島・屋久島と鹿児島を結ぶ生活航路

何と言っても安いです。学生なら往復で¥5,000切ります。本数は1日1本なので注意が必要ですが。また、もう一つの注意点ですが、鹿児島の方の港は「谷山港」です。極端に離れている訳ではありませんが、鹿児島本港とはまた別の港なので注意しましょう。

ちなみに僕は今回これは使わなかったので、漏れがあるかも。

 

 

将来宇宙分野に残るかどうかはわかりませんが、いつかロケットの打ち上げ見に行きたいですね。日帰りとかでいけたらな〜。