mont’s diary

非定期更新

豪雨の話

7月5日から、梅雨前線の影響による豪雨が猛威を振るっていますね。連日報道されるのは津波ばりに浸水した街の様子ばかりで恐ろしいと言うほかありません。ただ、関東は梅雨も明けてひたすらに良い天気なことも相まって、テレビの中で起きていることに現実味がないと言うのが正直な感想です。

 

気になって調べて観たのですが、豪雨のうち特に甚大な被害をもたらしたものには名前がつくんですね。

知らなかった。

今回の豪雨はまだ気象庁が命名したわけではないのですが、「平成30年7月西日本豪雨」みたいな感じになるのでは?という説もあるそうです(数字は全角らしい)。

 

www.jma.go.jp

 

直近だと、昨年のちょうど同じ日にちに「平成29年7月九州北部豪雨」ってのが気象庁により命名されています。

自分が当事者ではないからか、あるいはそう言うことに対する意識が薄いせいか、調べるまでほとんど記憶にありませんでした。

ちなみに関東だと「平成27年9月関東・東北豪雨」ってのが一番最近の豪雨らしいですね。これも覚えてない......。

 

豪雨に命名されるかどうかの基準ですが、やはり被害が大きいものに命名されるようです。

具体的には、「顕著な被害(損壊家屋等1,000 棟程度以上、浸水家屋10,000 棟程度以上など)が起きた場合」とあります。

(出典:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/meimei/meimei.html

 

 

一発でドーンと被害が出る地震とは異なり、じわじわと被害が広まっていく豪雨は印象に残りづらいというか、ショッキングさで地震に劣る感じがします。

それもあってか、日本では(日本以外を知っているわけではないですが)地震に比べて豪雨に対してはそれほど敏感ではないように感じます。

しかし気象庁によって命名された災害の数は、地震・噴火が36であるのに対し豪雨・豪雪は28と大差ありません。

今後、「地震対策と同様に豪雨対策も、個人レベルから自治体レベルまで浸透させる必要がある」みたいな言論が飛び交ったりするんでしょうか。 

 

着地点がわからなくなってきたので終わります。雨が止みますように。